「ドリッパーって、いろんな形や素材があるけど、何が違うの?」
そんな疑問を持っているコーヒー初心者の方は多いのではないでしょうか。
実は、ドリッパーの形や素材によって、コーヒーの味わいには大きな違いが生まれます。
この記事では、台形・円すい・フラット型といった主要なドリッパーの種類と、その味の違いを初心者にもわかりやすく解説します。
また、それぞれのドリッパーに向いている豆のタイプや、淹れ方のポイント、素材ごとの特徴なども詳しくご紹介。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合ったドリッパーを見つけて、もっと美味しい“おうちカフェ時間”を楽しんでみませんか? ☕✨
☕ 1. ドリッパーってそもそも何?
ドリッパーはペーパーフィルターと一緒に使い、コーヒー粉にお湯を注いで抽出する器具のことです。
お湯の流れ方や抽出速度を調整し、コーヒーの味に大きな影響を与えます。
同じ豆・量・温度でも、ドリッパーの種類で風味は大きく変わります。
初心者こそ、自分の好みに合うドリッパーを見つけてみましょう。
🔍 2. ドリッパーの主な種類と特徴
▶ 台形型ドリッパー
- 有名ブランド:カリタ、メリタ
- 穴の数:1つ穴(メリタ)または3つ穴(カリタ)
- 特徴:お湯が溜まりやすく、抽出スピードが安定
- 味の傾向:濃厚でしっかり。苦味やコクが出やすい
- 初心者におすすめ度:★★★★★
🔸メリット:安定した味が出やすい
🔸デメリット:自由な調整には不向き
▶ 円すい型ドリッパー
- 有名ブランド:ハリオV60、KONO式
- 穴の数:大きな1つ穴
- 特徴:注ぎ方で味が変化。テクニック次第
- 味の傾向:スッキリ・香りが立ちやすい
- 初心者におすすめ度:★★★☆☆
🔸メリット:豆の個性を引き出しやすい
🔸デメリット:味のブレが出やすい
▶ フラットベッド型ドリッパー
- 有名ブランド:オリガミ、エスプロ
- 穴の数:大きな1つ穴
- 特徴:お湯が均一に落ちる
- 味の傾向:バランスが良く雑味が少ない
- 初心者におすすめ度:★★★★☆
🔸メリット:安定した抽出がしやすい
🔸デメリット:スピード調整には慣れが必要
🧱 3. 素材による味の違い
🏺 陶器(セラミック)
保温性が高く、まろやかな味わいに
🪞 ガラス
透明感ある見た目とスッキリ風味
🧴 プラスチック
軽量・手軽で少しあっさり目の味に
🔩 金属(ステンレス・銅)
丸みある味わい。やや雑味が出やすい傾向も
💡 4. 自分に合うドリッパーの選び方
☕ 好み | ✅ おすすめドリッパー |
---|---|
コク・深み | 台形型(カリタ・メリタ) |
軽やか・香り | 円すい型(ハリオV60) |
バランス重視 | フラット型(オリガミなど) |
🥄 5. 実際に飲み比べてみたレビュー
同じ豆(グアテマラ アンティグア)を3つのドリッパーで淹れてみたところ…
✅ カリタ(台形型):しっかりとした苦味とコク、朝にぴったり
✅ ハリオV60(円すい型):フルーティーで香りが明るい
✅ オリガミ(フラット型):甘みと酸味のバランスが良く冷めても美味しい
❓ 6. よくある質問(Q&A)
Q1. ペーパーフィルターはドリッパーごとに違う?
→ はい。台形と円すいで形が異なるため、それぞれ専用のフィルターが必要です。
Q2. ドリッパーを複数持つのはアリ?
→ もちろんOK!その日の気分や豆に合わせて使い分けましょう。
Q3. 初心者におすすめのドリッパーは?
→ 安定した味が出しやすい、カリタの台形型がおすすめです。
🌟 7.お気に入りの1台を見つけよう
コーヒーを淹れる時間って、ちょっと特別で、なんだかほっとするひとときですよね。
そんな時間をもっと楽しむために、ドリッパー選びはとっても大切なんです。
ドリッパーは、素材やかたちによって、出来上がるコーヒーの味が少しずつ変わります。
たとえば、陶器製はじんわりとお湯が落ちるので、やさしくてまろやかな味に。
ガラスや金属のドリッパーはスッとお湯が流れて、すっきりクリアな味わいに仕上がります。
「どれがいいのかな?」と迷ったときは、自分の“好きな味”を思い浮かべてみてください。
深みのある味が好き? 軽やかで飲みやすいのが好き?
そのイメージに合ったドリッパーを選ぶだけで、おうちコーヒーがぐっと楽しくなりますよ。
お気に入りの1台に出会えたら、毎日のコーヒータイムが、もっと豊かで、もっと心地いいものになるはずです。