「ドリッパーって、ほんとに必要なの?」
コーヒーを始めたばかりの方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるかもしれませんね。
先にお伝えすると、ドリッパーは“必要”です。
なぜなら、ドリッパーがあるだけで、おうちで淹れるコーヒーがグッとおいしくなるからなんです。
実際に私も、最初は「市販のドリップバッグで十分じゃない?」なんて思ってました。
でも、ちゃんとドリッパーを使って淹れてみたら…香りの広がりも、味の深みも、ぜんぜん違う!
これならカフェに行かなくても満足だな〜って、思えるようになったんです。
この記事では、コーヒー初心者さんにもわかりやすく、ドリッパーの役割や必要性、味の違いを丁寧にご紹介します。
読み終わる頃には、あなたも「よし、やってみようかな♪」って気持ちになるはずですよ。
そもそもドリッパーって何?どんな役割があるの?
まずは基本から。ドリッパーって、どんな道具なのでしょうか?
● ドリッパーの正体はこれ!
ドリッパーは、コーヒーをハンドドリップで淹れるときに使う“コーヒーフィルターをのせる器具”のこと。
上からお湯を注いで、コーヒーをじっくり抽出するためのアイテムですね。
シンプルだけど、実はこのドリッパーの形や素材が、コーヒーの味を左右する大事なポイントなんです。
● ドリッパーの大切な役目とは?
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お湯の流れ方をコントロールする
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コーヒー粉に均等にお湯を注げるようにする
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抽出のスピードを調整して味のバランスをとる
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雑味をおさえて、クリアでおいしい味に仕上げる
簡単に言えば、コーヒーを「ちゃんとおいしく淹れるための土台」みたいなもの。
自分で淹れるってちょっと難しそうに思うかもしれませんが、道具を整えるだけでグッと簡単になりますよ。
初心者さんにこそ、ドリッパーがおすすめな理由
「まだコーヒー始めたばっかりだし、ないから道具を揃えればいいのか…」
そう思う気持ちも、よ〜くわかります。
でもね、初心者さんこそ、ドリッパーから始めてみてほしいんです。
● 道具で味が変わるの、知ってました?
市販のコーヒーって、たしかに手軽だし、おいしくないわけではないですよね。
でも、ドリッパーで自分で淹れたコーヒーって、香りの立ち方も、口当たりも、まったく別物なんです。
同じ豆を使っても、ドリッパーによって味が変わるって不思議ですよね。
それだけ「抽出のしかた」って大事なんです。
● お店みたいな味は、自分でも出せる!
「家じゃ無理でしょ」って思ってた味が、意外と簡単に出せちゃうのがハンドドリップの魅力。
だからこそ、ドリッパーという“相棒”を味方につけてほしいなと思います。
ドリッパーで淹れるコーヒーと、市販のコーヒーの違いって?
じゃあ実際に、ドリッパーを使ったコーヒーと、よく見かける市販のコーヒー。
どんなところが違うのでしょう?
比べるポイント | ドリッパーで淹れたコーヒー | 市販のコーヒー(缶やドリップバッグ) |
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香り | 焙煎の香りが広がる | 少し弱め、香りに個性は少ない |
味わい | 雑味がなく、まろやか | 苦味や酸味がぼやけがち |
自由度 | 豆の種類や湯量など、自由に調整OK | 固定されていて調整できない |
コスト | 1杯約60円前後(豆次第) | 100〜150円前後 |
手間 | 少しかかるけど、楽しい | 手間なしで飲める |
いちばんの違いは「香り」と「味の深さ」。
お湯を注いだ瞬間から部屋中に広がるコーヒーの香りは、ちょっと感動しちゃうかも。
初心者でも安心♪ ドリッパーの種類と選び方
「ドリッパーっていろんな形があるけど、どう選べばいいの?」
そんな方のために、ここではドリッパーの種類と、それぞれの特徴をやさしく紹介しますね。
● ドリッパーには主に3つのタイプがあります
台形型(カリタなど)
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特徴:お湯の流れがゆっくりで安定した味
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おすすめ度:★★★(初心者さんにぴったり)
円すい型(ハリオなど)
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特徴:抽出スピードを調整しやすく、味の幅が広い
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おすすめ度:★★☆(少し慣れてから)
フラット型(メリタなど)
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特徴:しっかりとコクが出るタイプ
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おすすめ度:★★☆(コク重視の方に)
● 初めてなら「台形型」がベスト!
最初の一台としておすすめなのは、台形型のドリッパー。
なにより安定した味が出しやすくて、失敗しにくいんです。
素材はプラスチック製が軽くて割れにくく、お手入れもしやすいので扱いやすいですよ。
ドリッパー選びで迷わない!3つのチェックポイント
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形と素材を見よう
セラミックは保温性あり、プラスチックは軽くて扱いやすい。最初はプラスチックがおすすめ。 -
ライフスタイルに合ってる?
「毎日サクッと」なら台形型、「休日にじっくり」なら円すい型など、自分のスタイルで選んでOK。 -
スターターセットを使ってみるのも◎
ドリッパー・サーバー・計量スプーンなどがセットになった初心者用キットも人気ですよ♪
実際に淹れてみよう!基本のドリップ手順
「難しそう…」と思われがちなドリップですが、やってみると意外と簡単!
● 基本ステップ
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ドリッパーにペーパーフィルターをセット
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コーヒー粉(1杯10〜12g)を入れる
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92〜96℃くらいのお湯を少し注ぎ、30秒蒸らす
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のの字を描くようにゆっくり注ぐ
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コーヒーが落ちきったら完成!
ちょっとしたコツは「焦らず、やさしく注ぐこと」。
それだけで、味も変わってきますよ♪
まずはざっくりとご紹介しましたが、次回はもう少し踏み込んで解説していきますね。
ドリップコーヒーってむずかしい?初心者でも美味しく淹れられるやさしいコツ
よくある質問コーナー(初心者あるある)
Q. お湯の温度って気にしないとダメ?
→ できれば気にしたほうがベターです!
沸騰してすぐだと熱すぎるので、ポットから注いで30秒くらい待つのがおすすめ。
Q. 市販の粉でもおいしく淹れられる?
→ はい、十分おいしく淹れられますよ。
でも、できれば焙煎日が新しい豆を選ぶと、香りや味がもっと際立ちます。
ドリッパーひとつで、毎日のコーヒーが変わる♪
最後に、大切なポイントをおさらいしましょう!
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ドリッパーは、初心者にも必要なアイテム
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味や香りが、市販とは比べものにならないくらい変わる
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台形型なら、失敗せずにおいしく淹れやすい
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自分好みの一杯を、おうちで楽しめるようになる
このブログを読んだあなたに届いてほしい、ちょっとした変化
✔ おうち時間がカフェタイムに早変わり
✔ 友人にもふるまえる“自信の一杯”ができる
✔ コーヒーの奥深さを楽しめるようになる
✔ ちょっとした「自分時間」が楽しくなる
最後にひとこと
コーヒーって、飲むだけじゃなくて“淹れる時間”そのものが贅沢だったりします。
その入口として、ドリッパーはとても頼もしい存在なんです。
「なんだか楽しそうかも」って思ってくれたあなた、まずは気軽に始めてみませんか?
一杯のコーヒーが、あなたの毎日にちょっとした幸せをくれるかもしれませんよ。