【初心者さん向け】おうちドリップコーヒーを美味しく淹れる3つのコツ
「ドリッパーでコーヒーを淹れるのって、なんだか難しそう…」
そう思っていませんか?☕️
おうちでドリップコーヒーを始めたばかりの頃って、
「今日の味、なんだか違う?」
「薄い?苦い?」と、戸惑うことがありますよね。
実は、私も最初は毎回味が変わって困っていました。
でも大丈夫。ほんの少しのコツをつかめば、ドリップはぐっとやさしくなります✨
特別な器具も、難しい技術も不要。お湯の温度や注ぎ方をちょっと工夫するだけで、毎日のコーヒーが香り高く、美味しく変わります。
☕️ 1. “蒸らし”がコーヒーの味を決める 🌫️
蒸らしってなに?
お湯を注いだときにふわっと泡が出るのを見たことはありませんか?
あれは、豆の中に残っているガスが抜けているサイン。
このガスをしっかり抜くことで、豆本来の味や香りが引き立ちます。
もし蒸らさずにお湯を注ぎ続けてしまうと、味が平坦になったり、えぐみが出てしまうことも。
つまり蒸らしは、豆への「準備体操」のようなものなのです。
✅ 蒸らしのコツ
- 最初に少量(30〜40g)のお湯を注ぐ
- 粉全体にまんべんなくかかるように
- 20〜30秒待つ
- 豆がふくらんできたらOK!
この30秒間、湯気と香りに包まれて、心までふわっとほぐれるような感覚。
忙しい朝でも、深呼吸できる大切な時間になりますよ。
♨️ 2. お湯の温度は「ちょっと冷ます」が正解
なぜ温度が大切なの?
沸騰したてのお湯(100℃)をそのまま注ぐと、豆に強い刺激を与えてしまい、苦味や渋みが強く出ることがあります。
おすすめは90〜92℃。
この温度帯は、酸味・甘み・苦味のバランスがとれた、まろやかでクリアな味わいに仕上がりやすいんです。
✅ 簡単な温度調整方法
- 一度お湯を沸騰させる
- 別のポットに移して30秒〜1分待つ
- それだけで自然に90〜92℃に
温度計がなくても大丈夫◎
冬は器具が冷えていると温度が下がりすぎることもあるので、カップやドリッパーをあらかじめ温めておくとベストです🫖
🌀 3. 注ぎ方は“の”の字でやさしく
注ぎ方で味が変わる!?
意外と見落としがちなのが注ぎ方。
お湯の勢いや注ぐ場所によって、抽出される成分が変わるからなんです。
例えばザーッと勢いよく注いでしまうと、苦味や雑味が強く出ることも。
逆に中心にばかり注ぐと、味が偏ったり、過抽出になる可能性もあります。
✅ 注ぎ方の基本
- ドリッパーの中心から注ぎはじめる
- 小さく「の」の字を描きながら外へ広げる
- 細くゆっくり注ぐ
- 粉が乾かないよう、途中で止めない
「水を置いていく」ようなイメージで、やさしく。
細口ポットがあれば理想ですが、慣れれば普通のケトルでも十分美味しく淹れられます。
🌿 おわりに:うまくいかなくても大丈夫
はじめのうちは「薄い?」「濃すぎた?」なんてこともあるかもしれません。
でもそれも、手淹れコーヒーならではの楽しみです。
少しずつ慣れてくると、
「今日はちょうどいいかも」
「次はお湯の温度をもう少し下げてみようかな」
と、自分らしい味を見つけていけるようになります。
いちばん大切なのは、気持ちを込めて、ゆっくり向き合うこと。
「美味しくなれ〜」と思いながら注ぐだけで、味もぐっとやさしくなりますよ☕️
あなたの毎日に、小さな贅沢と心ほどけるコーヒー時間が増えますように🍃